【発売】サンソフト
【開発】サンソフト、東海エンジニアリング
【発売日】1993年12月22日
【定価】8,500円
【媒体】スーパーファミコン用カートリッジ
【容量】8M
【ジャンル】パズル
またもオリジナリティの薄さをキャラクターでカバー
【概要】
サンソフトの看板キャラクター「へべ」、「おーちゃん」、「すけざえもん」、「ぢぇにふぁー」達が登場する落ち物パズルゲーム。翌94年6月にはアーケード用(開発はサンソフトとサクセス、発売はアトラス)に逆移植された。アクション、格闘アクション、レース、ピクロスやタイピングソフトなど、幅広いジャンルで展開されている『へべれけ』シリーズだが、落ち物パズルゲームとしては本作後、95年に『ポポイっとへべれけ』も発売された。
【ゲームシステム】
『ポポイっとへべれけ』が『ドクターマリオ』(任天堂)的なアレであるならば、本作は『ぷよぷよ』(セガ・エンタープライゼス)的なアレっつーか、いやもう、「アレ」ではごまかせきれない感じだ。画面上部から2匹セットで落ちて来る4色の「ぽぷーん」を回転させつつ、同じ色のぷよじゃねえぽぷーんを上下左右に3つ以上積んで揃えて消していくという例のアレである。ぽぷーんが消える事で、その上に積んであったぽぷーんが下に落ち、そこで再びくっついて消えるという連鎖がキモなとこまでアレだ。
消したぽぷーんの数や連鎖の回数によって相手のフィールドにこちらのぽぷーん(「ぽろぽろ」)を降らせる事ができる。また、相手から送られて来るぽろぽろは、同色のぽぷーん1つで消える。他にも各キャラクターに用意されている「すぺしゃるあたーく」などで追い込み、画面全てがぽぷーんとぽろぽろで埋まってしまうとゲームオーバー。対コンピュータ戦では難易度が5段階選べる。用意されているモードは、1人用の「ストーリーモード」、最大8人によるトーナメント対戦の「勝ち抜き」、任意の対コンピュータ戦「戦う」、「サウンドモード」の計4モード。
『ポポイっとへべれけ』と異なり、ぽろぽろが降って来るため、対人戦ではある程度ぽぷーんを配置する戦略性が求められる。
これまたオリジナリティはほぼないが、『へべれけ』シリーズは、その強烈なキャラクターと世界観で「なんとなくいっか」と思わせるこれまたミョーな魅力がある事も以前書いた通りだ。また、毎度の事ながらサウンド面には異様に力が入っており、へべに林原めぐみ、おーちゃんにかないみか、すけざえもんに若本規夫、ぢぇにふぁーには千葉繁各氏を無駄遣いじゃねえあまり喋らないスーパーファミコンで器用している(シリーズ通して各氏が担当)。そして、サウンドも毎回様々なジャンルを試みているが、本作ではジュリアナ系テクノポップ調(声優の使い方も上手い)が主体であり、他社のサウンド担当者からも「サウンドはプロの仕事」と一目置かれている。
『ポポイっとへべれけ』が発売されたのも、本作の作り込みが単なる「模倣ゲーム」ではないほどしっかりしている点と、やはりキャラクターの魅力から、ユーザーを惹き付ける何かがあるにょー。
(C)1993 SUNSOFT





