【発売】ナムコ
【開発】ナムコ
【発売日】1990年10月19日
【定価】4,900円
【媒体】メガドライブ用カートリッジ
【容量】4M
【容量】4M
【ジャンル】シューティング
トライアンドエラーが報われる良好なゲームバランス
【ストーリー】
西暦2100年、地球大学・宇宙学部トップスペース専科において、今年も卒業試験が行われようとしていた。この日のために厳しいトレーニングを経て来た若者達であったが、6日間に渡って実施される過酷な実戦試験の前では、合格する者などほんの一握りしかいない。だが、それだけに、この卒業生達が手にできる名誉には計り知れないものがあるのだ。試験を見事に通過した証、それが「スペースファイター」の称号である。
【概要】
オリジナル版は89年にナムコ(現バンダイナムコゲームス)がアーケードで発売した疑似3Dシューティングゲーム。メガドライブは回転、拡大、縮小機能未搭載のため、オリジナル版に比べてスケールダウンはしているものの、ライフ制の導入や無敵アイテムの追加など、コンシューマ用にローカライズし、可能な限り忠実な移植をしようと試みているのが分かる。サウンドは『リッジレーサーV』などの川元義徳氏が作曲しており、特に1面の「Bay Yard」は疾走感溢れる名曲で、『太鼓の達人』では「バーニングフォースメドレー」として、1面、2面、4面のサウンドがアレンジされ使用されている。
【ゲームシステム】
疑似3Dのシューティングゲーム。十字キーの上を押すと加速、下を押せば減速する。通常弾はAボタン、ミサイルはBボタンと操作性は至ってシンプルである。無敵アイテムを5つ集めてCボタンを押すと、一定時間無敵となる。敵は後方からも迫ってくるため、画面右上のバックセンサーで確認する。試験は6日間で、「午前の部」と「午後の部」に分かれている。全6ステージ。
【総評】
午前の部では横にしか移動できない「エアバイク」、「午後の部」ではボス戦を前に上下左右に動ける「エアプレーン」に乗ってプレイする(6面はエアプレーンのみ搭乗)。このため、午前の部では移動範囲が限定されているため、『スペースハリアー』(セガ・エンタープライゼス)の様に「逃げながら攻撃する」事ができない。ステージが進むに連れ、かわすのに理不尽さを感じる敵(岩柱がゴロゴロ崩れてきたり)もいるにはいるが、こちらも逆に同一線上にいる左右の敵攻撃のみに集中すればいいため、僕の様なジジイゲーマーには比較的やりやすい。

一方、午後の部のボス戦手前では、ドック艦にはいり、エアバイクの上からスポンと飛行機みたいなパーツを被せられ、エアプレーンとして上下左右に敵味方動くため、よくあるタイプの3D視点シューティングとなり、僕の様な尻ばかり見ているジジイゲーマーには比較的いやーんである。
ちなみに、主人公の名称は取扱説明書には「ひろみ」としか明記されていないが、フルネームは「天現寺ひろみ」であり、エアバイクには「SIGN DUCK(サインダック)10-B」という名称が付いている。この辺りはプレイステーション2用ソフト『ナムコクロスカプコン』での登場でも明らかになっている。また、本作もナムコのUGSFシリーズに組み込まれている。

ゲームとしては特に問題もなく、コンフィグモードで「EASY」を選べば、初心者でも3面辺りまでは進めると思う。いわゆる「初見泣かし」もあるにはあるが、トライアンドエラーが報われるゲームバランスだ。秀逸なのは、やはり前述した様にSFの疾走感溢れるサウンドだろう。当然サウンド・トラックも発売されたが、名曲「Bay Yard」にいきなり激しいSEを重ねる残念バカ仕様だったので、とっとと売ってしまった。最もイメージに近いアレンジは、『ナムコクロスカプコン』なんだよなー。
なんか文句で終わるのも如何なもんだと思いますんで(そもそも文句はサントラにだ)、初心者から上級者まで楽しめる無難だけどナムコらしいサウンドのバランスの取れたゲームだと思いますよ。僕は好きだなー。このメガドライブ版以外だと、コンシューマで遊ぶには09年のWiiまで待つ事になり、現在はハムスターからプレイステーション4及びニンテンドーSwitchでプレイできるが、全てがダウンロード専売であり、「物理的」な『バーニングフォース』はコンシューマ機ではこのメガドライブ版のみなので、メガドライバーは必携である。
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