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2026/08/25

キャッスルヴァニア アドバンスコレクション

【発売】コナミデジタルエンタテインメント(パッケージ版:スーパーデラックスゲームス)
【開発】コナミデジタルエンタテインメント、M2、
    コナミデジタルエンタテインメントB.V社、コナミデジタルエンタテインメントリミテッド社
【発売日】2021年9月4日(パッケージ版:2025年7月31日)
【定価】2,200円(パッケージ版:4,980円)(デラックスエディション版:8,980円)
【媒体】ニンテンドーSwitch用ダウンロードデータ
【容量】673M
【ジャンル】オムニバス/アクション
【レーティング】CERO:B(12歳以上対象)




ドラキュラだらけで嗚呼、幸せ❤ その2


【ストーリー】
 『悪魔城ドラキュラ』シリーズの探索型アクションゲーム3作品に加え、『悪魔城ドラキュラXX』、初公開となる未公開アートなどを収録した本作。「巻き戻し機能」他、便利な機能も搭載したこの作品で、懐かしの「悪魔城探索」をお楽しみ下さい。


【収録作品】
01.悪魔城ドラキュラXX(ダブルエックス)
  (95年7月21日)
02.悪魔城ドラキュラ~サークル・オブ・ザ・ムーン~
  (01年3月21日)
03.キャッスルヴァニア~白夜の協奏曲(コンチェルト)~
  (02年6月6日)
04.キャッスルヴァニア~暁付きの円舞曲(メヌエット)~
  (03年5月8日)



【概要】
 コナミ(現コナミデジタルエンタテインメント)の人気定番ソフト『悪魔城ドラキュラ』シリーズから、スーパーファミコン、ゲームボーイアドバンスで発売された計4作を収録したオムニバスソフト。当初は21年にニンテンドーSwitch及びプレイステーション4用にダウンロード専売ソフトとして発売されたが、後にスーパーデラックスゲームスからパッケージ版も発売された。ゲーム内ではビジュアル資料や説明書、パッケージ写真などを見る事ができる。また、サウンドモードでは、実機内蔵音源の他にサンプリングレートを上げたストリーム版も聴く事ができる。ゲームボーイアドバンス用3作は「図鑑モード」が加わり、敵キャラクターや装備品、各作品独自のシステム概要を閲覧できる。




【ゲームシステム】
 サイドビュー形式のアクションゲーム。スーパーファミコンで発売された『XX』はこれまで同様のステージクリア型のスタイルだが、ゲームボーイアドバンス用ソフト3作は城内を巡る「探索型」である。全作品、日本語版、北米版、ヨーロッパ版が収録されている。




【総評】
 『ドラキュラ』シリーズにすぐプレミアが付くのは『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』の項でも嘆いたが、本作に収録された4作は特に顕著で、どれも現在は1万円を超えているため、安価でこれらの作品をプレイできるのは、ファンとしてはありがたい。いやね、『XX』と『サークル・オブ・ザ・ムーン』は以前持っていて、買い戻したいなーとずっと思ってたけど、あまりに高くてですね…(血の涙)。特に『XX』は「バク宙」が新たに加わり、「魅せるプレイ」にはもってこいなんですよ。ベースソロで始まるメインBGM「乾坤の血族」の音もスーパーファミコンの音源でよくぞ再現したっつーカッコよさでねぇって聞いてます?

 本作では待望のサウンドモードが加わった他、図鑑モードの実装は特に探索型の『サークル・オブ・ザ・ムーン』にとっては大きい。新要素「デュアルセットアップシステム(DSS)」は、特定の敵を倒すと入手できる「動作カード」と「属性カード」を組み合わせて使用する事により、様々な能力を得る。鞭に「属性」を付ける、能力値を上昇させる、属性攻撃を吸収する、召喚魔法を使うなど、効果は合計100種類もあるが、オリジナル版では試してみなけりゃ分からない一か八かだった。それがこの図鑑モードのおかけでDSSの発動条件や発動後の効果などがバッチリ確認できるのだった。こりは便利。また、全作品いつでもどこでも「巻き戻し」でやり直しができる機能と、これまたいつでもどこでもセーブ&ロードできる便利機能付き。

 前述した様に、本作では北米版とヨーロッパ版も収録されている。

01.『Castlevania: Dracula X』(北米版)、
  『Castlevania: Vampire's Kiss』(欧州版)
02.『Castlevania: Circle of the Moon』(北米版)、
  『Castlevania』(欧州版)
03.『Castlevania: Harmony of Dissionance』(北米版欧州版共通)
04.『Castlevania: Aria of Sorrow』(北米版欧州版共通)




 パッケージ版も物理的に手元残せるんでいいけど、ダウンロード版は度々セールを行うので、僕は1,100円で買いました。いやー、前もどっかで書いたけど、プレミアってなんだろうねぇ。『ドラキュラ』ファンは買わない理由がないぜ!



(C)2021 Konami Digital Entertainment

2026/07/05

悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション

 

  




【発売】コナミデジタルエンタテインメント
【開発】コナミデジタルエンタテインメント、M2、サン・フレア、
    コナミデジタルエンタテインメントB.V社、コナミデジタルエンタテインメントリミテッド社
【発売日】2025年6月28日(ダウンロード版:2019年5月16日)
【定価】4,980円(デラックスエディション版:8,980円)(ダウンロード版:3,300円)
【媒体】ニンテンドーSwitch用ゲームカード
【容量】800M
【ジャンル】オムニバス/アクション/アクションRPG
【レーティング】CERO:B(12歳以上対象)




ドラキュラだらけで嗚呼、幸せ❤


【ストーリー】
 「ホラーアクションゲーム」として世界的にヒットした『悪魔城ドラキュラ』のファミリーコンピュータ版をはじめ、シリーズ初期の代表作を8タイトル収録しました。鞭や様々なウェポンを駆使したアクション性や、ステージの世界観を表現する緊迫感あるBGMなどに注目です。100年の眠りから蘇るドラキュラ伯爵と、ヴァンパイアハンター一族であるベルモンド家を中心とした英雄達の壮絶な死闘を描いた不朽の名作アクションシリーズをお楽しみ下さい。



【収録作品】
01.Castlevania Simon's Quest
  (北米版『ドラキュラII 呪いの封印』)(88年11月24日)
02.ドラキュラ伝説(89年10月27日)
03.悪魔城伝説(89年12月22日)
04.悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん(90年10月19日)
05.ドラキュラ伝説II(91年7月12日)
06.悪魔城ドラキュラ(91年10月31日)
07.悪魔城ドラキュラ(カートリッジ版)(93年2月5日)
08.バンパイアキラー(94年3月20日)


【概要】
 コナミ(現コナミデジタルエンタテインメント)の人気定番ソフト『悪魔城ドラキュラ』シリーズから、ファミコン、ゲームボーイ、スーパーファミコン、メガドライブで発売された計8作を収録したオムニバスソフト。当初は19年にニンテンドーSwitch及びプレイステーション4用にダウンロード専売ソフトとして発売され、後に本作パッケージ版も発売された。パッケージ版には各作品の概要が記述された全18ページの小冊子が付属している。ゲーム内では鉛筆画のラフ資料や説明書、「ベルモンド家」の系譜、関係者のインタビューなどを見る事ができる。


【ゲームシステム】
 サイドビュー形式のアクションゲーム。初出の主人公は「シモン・ベルモンド」だが、時代によってベルモンド家の血を引く「ヴァンパイアハンター」達が主役となる。武器の「鞭」は2段階にパワーアップする。また、サブウェポンも戦いの助けとなる。各所にあるロウソクを消すと出現する「ハート」を集めると、サブウェポンの使える回数が増える。以上が基本的な共通項目だ(『ドラキュラ伝説』や『ぼくドラキュラくん』など、一部例外あり)。




【総評】
 『ドラキュラ』シリーズから計8作を収録したオムニバスソフト。第1弾の『悪魔城ドラキュラ』は、86年に発売されたファミコン用ディスクカードではなく、93年にファミコン用カートリッジで発売の「復刻版」であり、ディスクシステムはファミコン単体より1音多いため、カートリッジ版はディスクシステム版より1音少ない。第2弾の『ドラキュラII 呪いの封印』は、RPGの要素を取り入れたシリーズの中では変わり種だが、本作では北米版の『Castlevania Simon's Quest』が収録されており、会話は全て英語表記である。「シリーズ最高傑作」とも名高い音源チップを別搭載した『悪魔城伝説』。シリーズから外されがちな、一転コミカルな作風の『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』もしっかり収録。『ドラキュラ伝説』及び『ドラキュラ伝説II』はゲームボーイで発売された。以前、当ブログで採り上げたスーパーファミコン版『悪魔城ドラキュラ』。そして、発売当初から入手困難でプレミアが付いている唯一のメガドライブ用ソフト『バンパイアキラー』までが大収録されており、『ドラキュラ』大好きっ娘のおじさんは大喜びである。シリーズのファンとしては、単に敵を倒して進むのではなく、「いかに華麗に魅せるプレー」で進めるかという「美学」があり、同じ箇所を何度も繰り返しプレイしたりもするのだった。



 『ドラキュラII』が北米版なのは、ファミコン用ディスクカードでの発売だったため、ニンテンドー・エンターテイメント・システム(NES)でカートリッジとして発売された『Castlevania Simon's Quest』の方が移植に際して比較的容易だったためと思われる。しかし、唯一のアクションRPGで住人達との会話があるため、簡単な英語とは言え日本語にローカライズ修正して移植してほしかった。第1作目がカートリッジ版なのも同じ理由かなー。たぶん。あと、付属の冊子もペラペラの上質紙っぽく、昔はこういう付属冊子の紙質は凝っていたのになーとちょっと残念なキモチ。また、内容も半分は下記の英語版の概要が英語表記で書かれているこれまたちょーっと手抜きじゃありませんかってな感じだ。逆にゲーム内で閲覧できる山根ミチル氏(現フリーランス)のインタビュー記事を冊子に載せればよかったのになぁ。



 前述した様に、本作にはボーナスコンテンツとして、『ドラキュラII』を除いた英語版が収録されている。ゲーム内容は会話シーン以外は日本版とほぼ同じだ。

01.『Castlevania』(87年NES用『悪魔城ドラキュラ』)
02.『Castlevania The Adventure』(89年ゲームボーイ用『ドラキュラ伝説』)
03.『Castlevania III Dracula's Curse』(90年NES用『悪魔城伝説』)
04.『Super Castlevania IV』
  (91年スーパー・ニンテンドー・エンターテイメント・システム用『悪魔城ドラキュラ 』)
05.『Castlevania II Belmont's Revenge』(91年ゲームボーイ用『ドラキュラ伝説II』)
06.『Kid Dracula』(91年NES用『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』)
07.『Castlevania Bloodlines』(94年ジェネシス用『バンパイアキラー』)

 『ドラキュラ』シリーズはすぐにプレミアが付くため、こういった形(ダウンロード版含む)で発売されるのは、ファンとしてはとても嬉しく、また、古典的ゴシックホラーの名作ゲーム達を一部のコレクターやマニアだけのものにしておくのは全く以て無駄な事である。他にも以降の『ドラキュラ』シリーズや『魂斗羅』シリーズ、最近では『がんばれゴエモン!』シリーズなどもアニバーサリーコレクション化されており、多くの名作を揃えるには格好のソフトだ。このコナミの英断には拍手さえ送りたい。



(C)2025 Konami Digital Entertainment

2026/06/01

カプコンベルトアクションコレクション

【発売】カプコン
【開発】カプコン(第1開発部)、デジタルハーツ
【発売日】2018年9月6日(ダウンロード版)(パッケージ版:2018.12.6)(Best Prise版:2022.12.8)
【定価】1,990円(ダウンロード版)(パッケージ版:¥3,300)(コレクターズ・ボックス版:¥5,800)(Best Prise版:¥2,750)
【媒体】ニンテンドーSwitch用ダウンロードデータ
【容量】820M
【ジャンル】オムニバス/アクション
【レーティング】CERO:B(12歳以上対象)




昔のカプコンが好きだ!ベルトアクションも好きだ!


【ストーリー】
 1990年代にゲームセンターを席巻した『ファイナルファイト』をはじめとするカプコンのベルトスクロールアクションが、初移植2タイトルを含む7タイトルを収録し、アーケード版忠実再現で現行機に蘇る!全てのタイトルでオンライン協力プレイが可能!「日本版」と「海外版」の2バージョンが収録されているので、遊びたい地域に合ったバージョンに切り替えて共闘を楽しもう。更に、「ギャラリー」では初公開を含むイラストや秘蔵の開発資料の数々を鑑賞できるぞ!



【収録作品】
01.ファイナルファイト(89年12月14日)
02.ザ・キングオブドラゴンズ(91年9月4日)
04.ナイツ オブ ザ ラウンド(92年1月)
05.天地を喰らうII 赤壁の戦い(92年10月)
06.パワードギア(94年10月)
07.バトルサーキット(97年4月)


【概要】
 カプコンのいわゆる「ベルトアクションスクロール」と呼ばれるシリーズを完全収録したオムニバスソフト。ゲームのみならず、「ギャラリー」モードでは告知ポスターからノートに書かれた古いグラフィック資料まで収録。『パワードギア』、『バトルサーキット』は家庭用ゲーム機では初の移植。全てのタイトルでオンライン対戦が可能。先にニンテンドーSwitchやプレイステーション4などでダウンロード販売され、後にパッケージ版としても発売された。


【ゲームシステム】
 「ベルトアクションスクロール」とは、疑似的に「奥行き」が表現された横長ベルト状のフィールドを右方向に進んで行き、登場する敵を全滅させるとスクロールが進行するサイドビュー形式のアクションゲーム。国内では本作にも収録されている『ファイナルファイト』がこのジャンルを確立させた。他にも『熱血硬派くにおくん』シリーズ(テクノスジャパン)や『ベア・ナックル』シリーズ(セガ・エンタープライゼス)などが人気を博し、アーケードでもコンシューマでも一時代を築いた。



【総評】
 当ブログは10回に1回オムニバスソフトの紹介、そして、年代は80年から00年までとしていたが、100回突破記念とゲームを取り巻く環境も変わってきたため、レトロゲームに限って今回からニンテンドーSwitchも取り扱う事にしましたよー。


 本作は「オンorオフライン」、「オプション」、「ギャラリー」の3モードが選択できるが、せめてもうひとつ「サウンドテスト」くらいは欲しかったところ。「ギャラリー」モードはとにかく膨大な資料が収められており、特に鉛筆画のラフデザインや、大きな紙を切り貼りしてステージ構成が描かれており(変色したセロテープが歴史を物語っている)、これだけでもじっくり見ていれば1時間以上はかかるだろう。アナログでの資料は見ているだけで楽しい。


 収録作品は、ベルトアクションには欠かせない『ファイナルファイト』、女っ気がひとつもない剣と魔法の世界を舞台にした『ザ・キングオブドラゴンズ』、中世の『アーサー王物語』の『円卓の騎士』をモチーフにした『ナイツ オブ ザ ラウンド』、漫画家の本宮ひろ志氏原作の血がドバドバ出る『天地を喰らうII 赤壁の戦い』、キャプテンのテーマがイカス4人同時プレイも可の『キャプテンコマンドー』、メカを装着しながら進んで行く家庭用機では初移植の『パワードギア』、こちらも初移植で4人同時プレイ可能な『バトルサーキット』の全7作。

 コンシューマ機でのベルトアクションのいいところは、コンテニューを「無制限」にしてボタンをガチャガチャしてれば初心者でも愉快に遊べ、ストレス発散痛快なところである。頭を使わせるゲームが多い中、頭ん中カラッポにして楽しく遊べる「ゲームの原点」がここにある!みたいな。


(C)CAPCOM CO.,LTD. 2018,  (C)CAPCOM U.S.A.,INC.2018 ALL RIGHTS RESERVED.

2026/04/20

ナムコアンソロジー2

 



【発売】ナムコ
【開発】トーセ
【発売日】1998年9月23日(PlayStation the Best for Family版:1999年10月14日)(PS one Books版:2001年12月6日)
【定価】5,800円(PlayStation the Best for Family版:2,800円)(PS one Books版:2,200円)
【媒体】プレイステーション用CD-ROM
【ジャンル】オムニバス




昔のナムコが好きだ! その8

【ストーリー】
 この度は『ナムコアンソロジー2』をお買い上げ頂きまして、誠にありがとうございます。おかげ様で前作の『ナムコアンソロジー1』もご好評を頂き、今回も新たに4本の作品を厳選して皆様にお届けする事ができました。前作共々末永くご愛用下さい。




【収録作品】
01.『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』(ファミコン版:86年    
  8月1日)
02.『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』(アレンジ版)
03.『キングオブキングス』(ファミコン版:88年12月9日)
04.『キングオブキングス』(アレンジ版)
05.『ナムコクラシックII』(ファミコン版:92年3月13日)
06.『ナムコクラシックII』(アレンジ版)
07.『パックアタック』(SNES版:93年10月)
08.『パックアタック』(アレンジ版)


【概要】
 ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)が、過去に家庭用ゲーム機で発売した作品のオリジナル版とアレンジ版を収録したナイスソフトとして、全2本が発売された。本作はその第2弾。アーケードゲームを完全移植した『ナムコミュージアム』シリーズとは異なるコンセプトだが、ナムコファンとしてはまたまた嬉しいソフトである。
 尚、『パックアタック』は、海外版スーパーファミコンであるスーパー・ニンテンドー・エンターテインメント・システム(SNES)で先行発売され、日本では92年にアーケードで発売された『コズモギャング・ザ・パズル』にアレンジされて発売されている。国内での純粋な移植は94年にゲームボーイ用ソフト『パックパニック』に名称変更され発売された。


【ゲームシステム】
 98年はインターネットが家庭に普及した時期でもあり、本作のメニュー画面もそれを意識した作りになっている。ホーム画面では各タイトルと、「ナムコアイランド」というセーブ&ロードや、各タイトルの説明が表示される。アレンジ版にはオープニングムービーが加えられており、これもホーム画面で見る事ができる。





【総評】
 本作収録作品の中は、比較的新しい『パックアタック』を除けば、大幅にアレンジされている。『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』は、ファミコン版の様に初期設定はなく、画面構成からサウンドまで『ワルキューレの伝説』に準じている。ファミコン版では全方位スクロールだったが、アレンジ版では画面切り替え式になっており、すぐに敵キャラクターに追い詰められてしまったりして難易度は高いが、ゲーム開始前に冨士宏氏のイラストのムービーがあるので、個人的には嬉しい。



 『キングオブキングス』は、ロード画面のロゴも入り、これだけで1本のゲームとして発売してもいいくらいアレンジに気合いが入っているが、ファミコン版の開発元であるアトラスとの権利関係からか、サウンドはオリジナルのものになっている。欲を言えばファミコン版のN160音源を意識したサラウンドの効いた響くものにして欲しかった。


 『ナムコクラシックII』もこれまた1本のゴルフゲームとして発売されてもおかしくないくらいのアレンジだ。ファミコン版では質問に答える事でキャラクターが設定されるが(僕がやるとおっさんになる)、アレンジ版ではアニメ調の男女6人のキャラクターから任意に選択できる。また、キャディーも4人おり、こちらは立ち絵とメッセージウインドウが表示され、更にフルボイスではないが喋る。全27ホール。



 前作の時も書いたが、本作の制作コンセプトは、当ブログのコンセプトと一致しており、見た目は古くても、まだまだゲーム性じゃ今出ているゲームにも負けない作品が山の様にあるのだ。特に今作はアレンジ版の『キングオブキングス』と『ナムコクラシックII』はファミコン版の超正当進化系として、今でも熱中して遊べる完成度だ。中古市場での価格は定価からあまり下がっていないが、機会があればやりなはれ。



Books
『ナムコアンソロジー2 攻略マニアックス』












【発売】ティーツー出版
【発売日】1998年11月30日
【定価】1,400円


 『マニアックス』というタイトル通り、オリジナル版とアレンジ版のデータ類、マップ類、裏技を全て網羅しており、実用的な内容になっている。『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』はムービーの全グラフィックや一部ボツ案などが掲載されているのが嬉しい。最後の2ページは本作までに発売されたナムコのコンシューマゲーム機用ソフトの一覧まで付いていて、必携だと言えよー。


Produced by NAMCO LTD. (C)1998 NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED

2022/11/16

ナムコアンソロジー1

 


 

【発売】ナムコ
【開発】トーセ
【発売日】1998年6月4日(PlayStation the Best for Family版:1999年10月28日)
【定価】5,800円(PlayStation the Best for Family版:オープン価格)
【媒体】プレイステーション用CD-ROM
【ジャンル】オムニバス




昔のナムコが好きだ! その7


【ストーリー】
 私達ナムコは、アーケードゲームと共に、早くからコンシューマ(家庭用)ゲームの制作に取り組んできました。コンシューマゲームも登場より十数年の歳月を重ね、最近ではゲーム機の世代交代が進んだため、初期の作品はあまり遊ばれなくなりつつある様です。しかし、その中には、忘れてしまうには惜しいゲームがたくさんあるのではないでしょうか。『ナムコアンソロジー』は、この様な想いから生み出された企画です。今回収録した4本のゲーム、『バベルの塔』、『スターラスター』、『レッスルボール』、『覇王の大陸』が、プレイヤーに懐かしさと、時を経ても変わらぬ面白さを感じさせるものであれば幸いです。


【収録作品】
01.『スターラスター』(ファミコン版:85年12月6日)
02.『スターラスター』(アレンジ版)
03.『バベルの塔』(ファミコン版:86年7月18日)
04.『バベルの塔』(アレンジ版)
05.『レッスルボール』(メガドライブ版:91年2月8日)
06.『レッスルボール』(アレンジ版)
07.『覇王の大陸』(ファミコン版:92年6月10日)
08.『覇王の大陸』(アレンジ版)


【概要】
 ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)が、過去に家庭用ゲーム機で発売した作品のオリジナル版とアレンジ版を収録したナイスソフトとして、全2本が発売された。本作はその第1弾。アーケードゲームを完全移植した『ナムコミュージアム』シリーズとは異なるコンセプトだが、ナムコファンとしてはこれまた嬉しいソフトである。『覇王の大陸』は、元々『三国志II~覇王の大陸~』というタイトル名だったが、本作への移植に際してサブタイトルが本タイトルへと変更されている。ファミコン版発売時には『三国志II~覇王の大陸~』名義で商標登録されていたが、「三国志」の商標はナムコと合併前のバンダイも持っていた事、また、光栄(現コーエーテクモゲームス)も「三国志」の商標を登録していた事が関係していると思われる。それに伴い、本作収録のファミコン版のタイトルロゴも『覇王の大陸』へと作り直されている。


【ゲームシステム】
 98年と言えば、インターネットが一気に家庭に普及した時期でもあり、本作のメニュー画面もそれを意識した作りになっている。ホーム画面では各タイトルと、「ナムコスター」というセーブ&ロードや、各タイトルの説明が表示される。画面右のスクロールバーを移動させる事でゲームの詳細を見る事ができるなど、今見ると逆にこのホーム画面がレトロな感じだ。アレンジ版にはオープニングムービーが加えられており、これもホーム画面で見る事ができる。


【総評】
 本作収録作品の中でも、『スターラスター』と『バベルの塔』は比較的古い作品であり、アレンジ版ではその見た目はかなり変わっている。名作と名高い『バベルの塔』は、アクションパズルの要素はそのままに、グラフィックが大幅に変更されたが、プレイ感覚はオリジナルのファミコン版と同じ良好な操作性だ。また、ムービーがなかなかカッチョいいんだわ。『スターラスター』は、オリジナル版が地味過ぎた事もあって「よく分かんないうちにワープしてしまったにゃー」っつー事が(僕は)度々あったが、アレンジ版ではワープ箇所はもちろん、目の前に現れる敵キャラクター表示も加わり、3Dシューティングとして非常に遊びやすく生まれ変わっている。



 今回唯一のメガドライブから移植の『レッスルボール』は、メガドライブ特有の「音割れ」が解消されており、『覇王の大陸』と共に正当アレンジの仕上がりで、安心して遊ぶ事できる。ここらへんの塩梅はさすがナムコですな。



 本作の制作コンセプトは、当ブログのコンセプトと偶然にも一致している。そうなんだよー、見た目は古くたって、ゲーム性じゃそんじょそこらの今出ているゲームにも負けないぜーって作品がまだまだ山の様にあるのだ。だからこそダウンロード販売なんつーのが商売になってたりするんですな。良き。


Produced by NAMCO LTD. (C)1998 NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED