【発売】コナミ
【開発】コナミ(開発2課)
【発売日】1991年10月30日
【定価】8,800円
【媒体】スーパーファミコン用カートリッジ
【容量】8M
【容量】8M
【ジャンル】アクション
ハードの新機能を巧く使ったシリーズ初期の名作ホラー
【ストーリー】
「魔王は百年に一度、この世の力が弱まる頃、邪悪な心を持つ人間の祈りによって復活する。そして、その復活の度に彼の魔力は強くなる…」
過去に幾度となく、魔王はあらゆる形でこの世に復活した。しかし、魔王の全世界を暗黒の雲で覆い、闇の世に君臨しようとする野望は、英雄「ベルモンド」一族によって打ち砕かれたのであった。魔王がベルモンドとの死闘に敗れ、人間界から追放されて百年が経とうとしていた頃、トランシルバニアでは干害が続き、かつての繁栄には陰りが訪れていた…。そんなある日、邪悪な雷雲が町を覆い、一筋の稲妻が沈黙の町を貫いた。その瞬間、暗黒の魔力を持つ過去最強の魔王が、この世に強力な魔物軍団と共に舞い戻ったのである。
この危機を救おうと、ベルモンド一族の血を受け継ぐ青年「シモン」は、人間界の解放を誓った。圧倒的な勢力に不安を抱きながらも、先祖伝来の不思議な力を秘めた鞭を手に、悪魔城へと乗り込んで行ったのである…。
【概要】
86年にコナミ(現コナミデジタルエンタテインメント)からファミコン用ディスクカードで発売された『悪魔城ドラキュラ』シリーズの8作目であり、スーパーファミコンでの第1作目。多くのシリーズではゴシックホラーの雰囲気だが、本作は特に「ホラー」の部分を強調している。また、スーパーファミコンの新機能「回転、拡大、縮小」機能をゲーム内に上手く取り入れている。サブタイトルは付いていないが、本作はファミコン版のリメイクではなく、完全新規作作である。
【ゲームシステム】
サイドビュー形式のアクションゲーム。主人公「シモン・ベルモンド」を操り、「ドラキュラ」を倒すため、悪魔城までの道のり、そして、場内を進んで行く。武器の「鞭」は2段階にパワーアップするが、本作の特徴として、鞭を「垂らす」事ができ、これによって簡易攻撃&防御ができる。他にサブウェポンとして、「十字架(クロス)」、「斧」、「聖水」があり、各所にあるロウソクを消すと出現する「ハート」を集めると、使える回数が増える。また、「しゃがんだまま歩ける」という特徴も本作ならでは。全11ステージだが、1ステージは数エリアに分かれており、道のりは長い。パスワード制。
【総評】
「『ドラキュラ』シリーズにハズレなし」と思っているので、本作も現在の目で見ても充分に通用するグラフィックにゲーム性だと思う。前述したスーパーファミコンの新機能を他のメーカーがまだ使いこなせず、せいぜいが自社のロゴを拡大や回転させる程度だった頃、本作はハード発売から相当早い時期にその機能を作風に巧くマッチさせダイナミックに、ステージのギミックとして使用している。これはさすが黄金期のコナミと言えよう。
シリーズの冗談として、嫌らしい場所で急降下からユラユラとシモンに突き進んで来るザコの「コウモリ」がおり、「最強の敵はコウモリ」と言うプレイヤーも少なくないが、本作の場合は鞭を垂らして簡易攻撃&防御でダメージを受ける前に倒せるため、本作ではこの冗談は通じない…っつっても、やられる時はやられるんだけどね。
更に鞭の使い方は、それまで正面にしか打てなかったのが、本作では8方向に打てる様になった。また、『海腹川背・旬』(エクシング・エンタテイメント)の様に、ステージによってはラバーリングアクションのエリアがあるため、鞭を上手くリングに引っかけて進んで行く。この様にスーパーファミコン初期に発売されたにも関わらず、アクションゲームとしては一流の傑作に仕上げっている。
『ドラキュラ』シリーズは秀逸なサウンドの数々も魅力だ。今作ではファミコン版や『悪魔城伝説』に比べて、静かで落ち着いた曲が多く、美しい。本作の新曲ではステージ1で流れる「シモン・ベルモンドのテーマ」がドラキュラ戦での演出と相まって、現在も後述の3曲と合わせて後のシリーズでも使用されている。終盤ステージに流れるファミコン版の「Vampire Killer」、『ドラキュラII 呪いの封印』の「Bloody Tears(血の涙)」、『悪魔城伝説』の「Beginning」という「ドラキュラ三大名曲」のメインテーマのアレンジが流れる。やっぱ、前作の曲が流れると燃えるよね!
現在でもダウンロード販売やオムニバスソフトなどでプレーできる。また、実機でも中古市場では1,000円前後だ。面白いゾ!
(C)KONAMI 1991








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