2026/07/25


シンプル1500シリーズVol.36 ザ・恋愛シミュレーション
~夏色セレブレーション~



 




【発売】D3パブリッシャー
【開発】ヒューネックス、ガイナックス、知遇プロ
【発売日】2000年8月24日
【定価】1,500円
【媒体】プレイステーション用CD-ROM
【ジャンル】シミュレーション




面倒な「フラグ立て」と面倒な「恋愛」


【ストーリー】
 8月の初旬、有名私立高校に通い、寮生活を送る高校3年生のキミの元に、故郷の父親から電話がかかってくる。

 「21日には、必ず実家に帰って来い!」

 キミは、父親の有無を言わさぬ物言いを不信に思いながら、3週間後には実家に帰る事にした。しかし、今は夏休みの真っ最中。バイトや勉強もしなくちゃいけないけど、遊びにも行きたい!クラスメイトの女の子とデートしたり、素敵な出会いがあったり…。3週間後、旅行気分でキミは、心を寄せている女性を誘って実家へと帰った。キミを待っていた父親は、1人の女性をキミに紹介する。

 「お前の許嫁だ」

 18歳の夏に起こった突然の出来事。好きな彼女と許嫁…キミの気持ちは?



【概要】
 オリジナル版は99年にヒューネックスがWindows98で発売した恋愛シミュレーションゲーム『夏色Celebration』。D3パブリッシャーの『シンプル』シリーズは、プレイステーション用ソフトの平均価格が5,000円以上だった折、98年に『シンプル1500シリーズVol.1 ザ・麻雀』を1,500円で発売、99年には売上50万本を突破し、01年には100万本に達した。同シリーズは、その後も作品テーマをひとつに絞り、装飾は削り落とし、ゲーム性を徹底的に追及、「1,500円」という廉価で数多くの作品を輩出した。そんなシリーズの中で、初の他社開発ソフトを移植したのが本作である。ボリュームはそれまでのシリーズとは比べ物にならず、後にドリームキャストなどにも移植されている。オリジナル版の一部はグラフィック描写が年齢制限(R指定)に引っかかるバージョンもイベントで発売されたが、本作はR指定のない「通常版」の移植である。キャラクターデザインは、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』制作のガイナックスが担当している。



【ゲームシステム】
 プレイヤーは夏休み中の高校3年生。1日の流れは、学生寮から始まり、午前中は学校で夏期講習。午後は自由に行動でき、複数の移動先から1ヶ所を選択して行動できる。この際、電話番号を知っている女の子なら、電話が繋がれば居場所が聞ける。また、ふらっとただ散策するだけでも後のフラグが立つ場合もある。夕方は決まった曜日にバーガーショップでアルバイト。夜は寮の部屋でパソコンを使ってセーブをする他、途中からは寮を抜け出す事もできる。大まかな平日1日の流れはこんな感じだ。

 登場する女性キャラクターは、「2つの潜在的な性格」が設定されており、例えば、最初のプレイと2周目以降のプレイ時では同じ選択肢を選んでも反応が変わる。また、キャラクターの性格だけではなく、2周目以降は街の構成も変化する。

 恋愛対象となるキャラクターは、明朗快活サバサバした性格で恋愛対象としては1番まともな「朝香久美子」、偶然会うしかないカメラマン志望の「須藤彩」、やべえ二重人格のメンヘラっ娘「京野夕凪」、バイト先の先輩で女子大生なセクシーおねーさんだが付き合ってる男がやべえ「高瀬絵里菜」、小学生っつー時点でいろいろやべえ「桜咲真歩」、人気アイドルとは仮の姿でその正体は真歩という結局小学生でやっぱやべえ「桜野恵瑠」、意中の女の子も決まりなんとなく仲良くなりかけた頃に登場するお邪魔キャラクターでやべえくらいの鬼ストーカー許嫁「小早川雫香」の7人。男友達も2人いるヨ。


【総評】
 野郎どもっ!夏だぜーっ!…あ、やっぱ、野郎は帰って。ごめん。ジークナオン!←うるせえ。つーわけで、夏と言えば甘じょっぺえチャラチャラした恋の季節である。本作は8月20までと、21日の実家帰省後に恋愛対象キャラクターが固定された2部構成になっている。久美子、夕凪、絵里菜はデフォルトで登場するが、他のキャラクターはどうやったら会えるのかなかなか分からんとばい。おそらくはデフォルトの3人は無視して、放課後にいろんな場所に足を運んでみるしかないと思う。たまーに選択肢が出るが、これも後のフラグ立てに大事なので、よく考えて答え…ても、正解は「相手の性格次第」だ。前半パートはイベントを含めわりとタンパクな感じだが、後半パートは「恋人」だからこその「面倒臭さ」が全面に押し出され、おじさんは時々白目になるのだった。


 前述した様に、本作は各キャラクターに2通りの性格が用意されており、これはゲームスタートから2日後の8月2日の時点でランダムに決まる。また、タンパクな前半パートでも実際にはシビアで複雑な「フラグ立て」が発生しており、1周目でよかった選択肢の答えが2周目でもそうとは限らない。また、最悪の場合は後半パートは選択肢が少なく、どれを選択してもバッドエンドで詰まってしまう。簡単と思っていた久美子で後半パートの選択を変えても2回バッドエンドだったぜコノヤロー。



 オリジナル版が発売されたのはWindows98が発売されてから1年後と考えると、キャラクターの輪郭線が荒かったり、ユーザーインタフェイス周りが貧弱など、多少のアラは見えるが、よくまとまっている。また、携帯電話が普及し始めた頃なので、ゲーム内にアップで映し出される携帯電話を見て刻の涙を見るが、ゲームとしては特段古臭さは感じさせない。ただ、難しい。ベタな展開を狙おうとしても、前半パートのどこかでフラグが立っていなければ、容赦なくバッドエンドだ。恋とはそーゆーものであるとかの有名な魯山人も言っておった(うそ)。

 多賀谷洋子氏のサウンドはかなりいい。特に爽やかで明るい「久美子のテーマ」や「Dancing in the street」、緊迫感ある「Tention」、エンディングテーマなど、「サウンドモード」でじっくり聴いてほしい。あ、青少年には気になるR指定箇所だが、僕が調べた限りではエンディングでバストアップのCGがある程度で、これも恋人と結ばれて各キャラクターの幸せそうな笑顔を目立たせるものであり、脱衣麻雀レベルを期待してはいけないのであった。ただ、このR指定版、情報がほとんどないんだよねぇ。ホントにイベント用にものすごーく少数作られたんだなぁ。

 とにかくフラグ立て=プレイヤーの何気ない行動がシビアに、しかも表には出ずに判断されるので、バッドエンドになった場合、どこでどう自分の行動が間違ったのかが分かり辛いっつーか分からぬ!また、許嫁騒動(久美子が許嫁の場合もある)後の後半パートでは、男の馬鹿で鈍い部分と女の面倒臭い部分ばかりが目立つ。もうちょっと『ときめきメモリアル~forever with you~』(コナミ)の様に、ゲームとしての「ファンタジー」部分を足してもよかったのではなかろーか。シビアで面倒臭いのは現実だけでいいのにーのにーのにー。あ、あと、細かい事だけど、セーブorロードする時の「セーブ(orロード)しますか?」とキャラクターが声をかけてくるが、この「セーブ」&「ロード」のイントネーションがなーんか全員違和感あんだよなー。ホント、細かい事だけど、僕は細かい男なのだ!

 『シンプル』シリーズは本作以降、他社ソフトの移植、また、『地球防衛軍』シリーズや『大美人』シリーズなどの自社開発ソフトも精力的に発売し、口コミで人気が広がるパターンも多い。ドリームキャストやプレイステーション2に供給していた時こそ価格が2,000円に上がったが、現在は数百円でのダウンロード販売で遊べるうえ、ゲーム内容も濃くなっている息の長いシリーズだ。ただ、本作に限って言えば現在ダウンロード販売はされておらず、中古市場では定価1,500円からそう下がってはいない。夏に時間があればやってみれ。


(C)2000 HuneX (C)2000 D3 PUBLISHER

2026/07/20

機動戦士Zガンダム ホットスクランブル

 



【発売】バンダイ
【開発】ゲームスタジオ
【発売日】1986年8月28日
【定価】5,500円
【媒体】ファミコン用カートリッジ
【容量】160Kbit
【ジャンル】シューティング




こんなゲーム、修正してやるっ!


【ストーリー】
 宇宙世紀0085―宇宙は一見平和を取り戻したかの様だった。しかし、「地球の引力に魂を引かれた人間達」=エリート意識の集団「ティターンズ」は、地球連邦政府を手中に収め、スペース・ノイド達の再度の反乱を防止する名目で、半連邦組織活動を弾圧していった。それが遂に「30バンチ事件」という大量虐殺の悲劇に繋がる。しかし、それは、半連邦政府活動を更に拡大させた。コロニー住人や、連邦政府に疑問を抱く軍人も参加して、半地球連邦政府活動組織「エゥーゴ」が誕生。宇宙世紀0087、主人公のZガンダムのパイロットであるカミーユ・ビダンは、旧サイド7(グリーン・ノア1)の住人であったが、ジャブロー降下作戦と同時にエゥーゴに参加。そして、激しい戦いが始まった。


【概要】
 富野由悠季氏、日本サンライズ(現サンライズ)原作のアニメ『機動戦士Zガンダム』は、85年から86年に放送された、『機動戦士ガンダム』シリーズの第2作目である。「ジオン公国軍対地球連邦軍」という前作から7年後を描いた物語で、「エゥーゴ対ティターンズ」という地球連邦軍の内紛を描いた。05年から06年にはリメイク版劇場用映画3部作『機動戦士Ζガンダム A New Translation』も公開。数ある『ガンダム』シリーズの中でも未だに人気が高い作品である。

 本作は、『ゼビウス』や『ドルアーガの塔』など、ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)の代表作を生み出してきた遠藤雅伸氏(現東京工芸大学芸術学部ゲーム学科客員教授)が独立して開発した。ナムコはキャラクターゲームを作らないため、遠藤氏は退社し、自ら本作をバンダイ(現バンダイナムコエンターテインメント)に売り込んだ。そのためか、TVCMでは『Zガンダム』よりも遠藤氏を大きく採り上げたものとなり、パッケージも通常のファミコン用ソフトの2倍の大きさとし、プロモーションにも力を入れた。結果的に売り上げ本数は約40万本だったが、それでも黒字であった。


【ゲームシステム】
 疑似3Dのシューティングゲーム。1ステージは、「地上作戦」、「宇宙作戦」、「要塞内部」の3つで構成されており、迫り来る敵モビルスーツ(MS)相手にZガンダムのビームライフルの砲身を操作して地上戦と宇宙戦を戦い、要塞ではサイドビュー形式のシューティングゲームに変わる。ここではZガンダムの全身グラフィックが描かれ、時に飛行形態「ウェイブ・ライダー形態」に変形しながら、要塞最深部にある「コア」を目指して進む。
 サウンドは「ゲーム作曲家の先駆者」と呼ばれ、ナムコで『ギャラガ』『マッピー』を手掛け、遠藤氏と共にゲームスタジオを設立した大野木宜幸氏。タイトル画面からMSの紹介デモ画面は鮎川麻弥氏が歌う「Ζ・刻を越えて」、ゲーム内は森口博子氏の歌う「水の星へ愛をこめて」、ゲームオーバー&エンディングはこちらも鮎川氏の歌う「星空のBelieve」の3曲のアレンジを手掛けた。作曲者のニール・セダカ氏が『Ζガンダム』を題材にしたゲームにこの3曲をの使用許可を出したのは、本作だけである。ポーズボタンを押すとアニメの「アイキャッチ」の曲が鳴る。全16ステージで、17ステージ以降にゲームオーバーになるとエンディングとなる。


【総評】
 ナムコ時代の遠藤氏の作品に比べると、ヒッジョーに単調であり、奥深さもない。また、対象ユーザーの年齢層を考えると、ストーリーが長々と英語表記で流されても、意味が分からないだろう。ステージが変わっても敵MSが変わるくらいで、どちらも大した変化はない。MSはティターンズ及び途中から参戦する第3勢力「アクシズ」の全機が細かく描かれており、スペックと並んでデモ画面で紹介されるが、そのスペックはあくまでアニメの設定であり、ゲーム内ではどれも一撃で倒す事ができる(ステージ16の要塞内部に登場する「キュベレイ」のみ無敵)。地上では推力増進用戦闘機「ベースジャバー」にMSが乗っていたり、コロニーの他にも戦艦「アレキサンドリア」や「ドゴス・ギア」らも登場するなど、グラフィックや設定的にはこだわりが見える。しかし、ゲームとしては、一定時間経つか、一定数の敵MSもしくは特定のMSを倒すと地上から宇宙に場面変化するも、背景のグラフィックが違うだけで、特に意味を感じない。よくも、よくもこんなやり方をっ!


 要塞内部(コロニーや戦艦)は、前述した様にサイドビュー形式に大きく変わる。Zガンダムも全身が描かれ、ボタンひとつで飛行形態に変形できるが、鉄骨で組まれた無駄に広いマップで、敵MSは無限に湧いて来る。要塞最深部にあるコアは自ら攻撃はして来ないが、こちらの攻撃を受けると、それを2倍の威力の複数扇情弾に分かれ、跳ね返して来る。これをウェイブ・ライダー形態でかわすのがなかなか難しいんだ。と言うのも、ウェイブ・ライダー形態は鉄骨に触れると自動的に解除され、MS形態になっちゃうからだ。


 延々と「水の星へ愛をこめて」が流れる中、1ステージ内でも、ステージが進んでも延々と似た風景が繰り返される。要するに全くメリハリがないのだ。どうした、遠藤雅伸27歳(当時)!?MSのグラフィックの凝り方、アニメ同様のサウンド、全て英語表記と、単なるマニアが作ったまるで独創性のない作品になってしまった。あなたって人はっー!

 発売後、キャンペーン用のプレゼントとして、製品版とはディテールの違う「ファイナル版」が約1,000本製作された。また、04年にはプレゼント企画としてゲームボーイアドバンス用ソフトがこちらも非売品として作られた。ゲームとしてはイマイチだが、不思議と今でも人気があるんだよなー。


(C)相通エージェンシー・日本サンライズ (C)BANDAI 1985

2026/07/15

ドラゴンバスター

 


【発売】ナムコ
【開発】ナムコ(開発1課)
【発売日】1985年1月
【媒体】アーケード
【容量】Namco Pacland
【ジャンル】アクション




お姫様さらわれまくりんぐ


【ストーリー】
 まだ森や湖の精霊達が人間と共存していた頃のお話です。ローレンス王国という美しい国に1人の若者がおりました。名を「クロービス」と言います。彼は王国の親衛隊長の息子でありながら乱暴者で、ケンカが耐えませんでした。父親はそんなクロービスを見るに見かねて、勘当してしまいました。帰る家も友人も失ったクロービスは、ひとり放浪の旅に出るのでした。さて、ローレンス王国からほど近い山の中、1匹のドラゴンがおりました。元々は神の使いでしたが、自分の力を過信したドラゴンは謀反を企て、神の国を追放されたのです。ところが、ドラゴンは反省するどころか、今度は人間界を支配しようと考えました。世界で最も美しい国、ローレンス王国が狙いです。ドラゴンは王国に攻め込み、王女セリアを人質にして、自分を新しい王にするよう要求したのです。この話を風の便りに聞いたクロービス。セリアの美しさと優しさに秘かな想いを寄せていた彼にとっても辛い事でした。クロービスはセリアと故郷を守るため、打倒ドラゴンを決意します。長く厳しかった旅は、クロービスを強く優しい若者へと変えていたのです。そしてクロービスは再び旅立ちます。そう、「ドラゴンバスター」の旅に!


【概要】
 85年にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)から発売されたアクションゲーム。企画段階ではタイトル名が『ドラゴンクエスト』だったが、社内投票の結果、僅差で『ドラゴンバスター』となった。ちなみに、この時点ではエニックス(現スクウェア・エニックス)からの『ドラゴンクエスト』は未発表である。コピーライト表記が「1984」となっているのは、前年にロケテストが行われたためだ。
 本項では『ナムコミュージアムVOL.2』収録作品として、収録されたオリジナル版(アーケード版)について記述する。


【ゲームシステム】
 サイドビュー形式のアクションゲーム。主人公の「クロービス」は、まずラウンドマップ左下の「ローレンス王国城」からスタートし、右上の「ドラゴン山」にいくつかのルートを選択しながら進む。ルート上には洞窟や山があり、その内部ダンジョンを探索しながら各部屋にいる「ルームガーター」を倒して脱出する。いくつかのダンジョンをクリアし、ドラゴン山にいるドラゴンを倒すと1ラウンドクリア。全12ラウンドで、13ラウンドからは9~12ラウンドが繰り返される。通常攻撃は剣をぐるぐる回すだけだが、「2段ジャンプ」後に下ボタンを押しながら攻撃ボタンを押すと、敵に通常の2倍のダメージを与える「兜割り」ができる。


【総評】
 テキトーに楽なルートを選択する事も当然できるが、ルームガーターを倒すと手に入るアイテムは9種類あり、これらを装備する事で後々の道のりが多少なりとも楽になる。そのため、マップ上でルートと残りライフを考えながら進む必要がある。残りライフだが、ルームガーターを倒すと回復アイテムが出現する場合もある&ダンジョンクリア後に回復するが、いずれも全回復ではない。アクションとしては上記の兜割りの他、ダッシュと2段ジャンプだけなので、キモはやはりいかに早い時点で兜割りをマスターするかにかかっている。案外簡単じゃないんだ、これが。ダンジョンの種類は、廃墟、塔、鍾乳山、奇岩山、墓地、ドラゴン山の6種。ドラゴンのグラフィックはなかなかの迫力っつーかですね、このゲーム、余計な要素を足さずにグラフィックだけ現代版に強化すれば、それだけで通用すると思うんですよね。



 サウンドは『ディグダグ』などの慶野由利子氏が担当。本作では「慶野節」が確立されつつある。難易度はそれなりに高く、クロービスは1機(1人)限りでコンティニューもない。これが難易度を上げている要因のひとつだ。「セリア姫」をさらったドラゴンはラウンド3、5、8、12のドラゴンで、この際、ドラゴンにまたさらわれない様にする「セプター(杖)」と「クラウン(王冠)」を所持していないと、まーた気軽にさらわれてしまう。ただ、さらわれる度にセリア姫の衣装がドレス→ミニスカート→バニーガール→ビキニと変わるので、なんか、アレですか、姫とドラゴンは、実はそんな仲で、グルじゃないんですか?みたいな。対ドラゴン戦では兜割りをマスターしていないと厳しいが、ドラゴンやルームガーター達はこちらに攻撃の隙を与えない様に「ハメ技」的な攻撃を仕掛けてくるため、強引に力押しで倒すしかない。具体的には、ダメージを喰らって空中に放り投げられる形になると、着地点が敵キャラクターなので、またダメージを受けて空中に放り出されるの繰り返しだ。また、ダンジョン内を一定時間うろちょろしてると、「ケイブシャーク」という蛇が噛みついて来て、ライフを急速にガシガシ吸い取ってしまう。噛みつかれる前なら倒せるが、いったん噛みつかれると倒せないため、急いでダンジョンから脱出するしかない。でも、たぶんその前に死ぬね。死ぬ死ぬ。



 僕らの世代(←戦争を知らない世代)だと、アーケード版より、87年発売のファミコン版の方が身近だ。通常のカートリッジの成形色は黒だが、『スーパーゼビウス ガンプの謎』と同じ様に金メッキ仕様になっている。理由は分かんないけど、特別感があった。内容も、アイテム数の増加やラウンド13から始まる『裏ドラゴンバスター』など、より遊び応えのあるゲームにリメイクされている。また、89年にはファミコンオリジナル作『ドラゴンバスターII 闇の封印』も発売された。他にも多くのコンシューマ機及びパソコンに移植されており、現在でも手軽にプレイできる佳作だ。



Goods
『ナムコミュージアム カセットピンズコレクション』







【発売】バンダイ

【発売日】2018年12月
【定価】300円


 バンダイからカプセル玩具用に発売された、ナムコ製ファミコン用カートリッジのピンズコレクション。パッケージの再現度は非常に高く、ピンズの手触りもよい。この『ドラゴンバスター』は実物同様、黄金に輝くピンズだぜ!全10種。


Produced by NAMCO LTD. (C)1984 1996 NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED