2026/04/23

100回ポスト記念イラスト

 

 えー、12年前(遠い…)に開設した当ブログですが、半分の6年間は寝ていたので、第1回の『北海道連鎖殺人オホーツクに消ゆ』(アスキー)から前回の『ナムコアンソロジー2』(ナムコ)でようやく連載100回目を迎えました。これもひとえにゲームばっかりやっていた自分と、飽きずにお付き合い頂いた読者ちゃん様達のおかげございます。

 こーゆーブログをやっていると、たまーにX(旧Twitter)で当時の開発者様や関係者様、子供時分に読んでいた専門誌のライター様達にありがたくもコメントを頂き、その度に「やっててよかったぜ、ゲームゲーム!」と思った事です。

 基本的には80年から00年までのソフトレビューの予定でしたが、近年は新型機でのレトロゲームのオムニバスソフトやダウンロード専売など、コンシューマゲームを取り巻く環境も変わったため、当ブログでも今後は(レトロゲームに限って)、そういったソフトも加えていこうと思います。そんなこんなで、今後も飽きずにたまーに覗いてやって末永くお付き合いをお願い致しまっす!


 で、ブログタイトル同様、貧乏性なので拡大したやつも置いておきますー。今回はこれまでプレイしたソフトよりの出典です。見れたら見てネ!


【1】
出典:『ゼビウス』より「ソルバルウ」、『ちゃっくんぽっぷ』より「ちゃっくん」、『探偵神宮寺三郎 未完のルポ』より「神宮寺三郎」。






【0】
出典:『海腹川背・旬』より「海腹川背」、『悪魔城ドラキュラ』より「シモン・ベルモンド」、『ドアドア』より「チュン」、『ドラゴンスピリット』より「ブルードラゴン」。

2026/04/20

ナムコアンソロジー2

 



発売】ナムコ
【開発】トーセ
【発売日】1998年9月23日(PlayStation the Best for Family版:1999年10月14日)(PS one Books版:2001年12月6日)
【定価】5,800円(PlayStation the Best for Family版:2,800円)PS one Books版:2,200円)
【媒体】プレイステーション用CD-ROM
【ジャンル】オムニバス




昔のナムコが好きだ! その8

【ストーリー】
 この度は『ナムコアンソロジー2』をお買い上げ頂きまして、誠にありがとうございます。おかげ様で前作の『ナムコアンソロジー1』もご好評を頂き、今回も新たに4本の作品を厳選して皆様にお届けする事ができました。前作共々末永くご愛用下さい。




【収録作品】
01.『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』(ファミコン版:86年    
  8月1日)
02.『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』(アレンジ版)
03.『キングオブキングス』(ファミコン版:88年12月9日)
04.『キングオブキングス』(アレンジ版)
05.『ナムコクラシックII』(ファミコン版:92年3月13日)
06.『ナムコクラシックII』(アレンジ版)
07.『パックアタック』(SNES版:93年10月)
08.『パックアタック』(アレンジ版)


【概要】
 ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)が、過去に家庭用ゲーム機で発売した作品のオリジナル版とアレンジ版を収録したナイスソフトとして、全2本が発売された。本作はその第2弾。アーケードゲームを完全移植した『ナムコミュージアム』シリーズとは異なるコンセプトだが、ナムコファンとしてはまたまた嬉しいソフトである。
 尚、『パックアタック』は、海外版スーパーファミコンであるスーパー・ニンテンドー・エンターテインメント・システム(SNES)で先行発売され、日本では92年にアーケードで発売された『コズモギャング・ザ・パズル』にアレンジされて発売されている。国内での純粋な移植は94年にゲームボーイ用ソフト『パックパニック』に名称変更され発売された。


【ゲームシステム】
 98年はインターネットが家庭に普及した時期でもあり、本作のメニュー画面もそれを意識した作りになっている。ホーム画面では各タイトルと、「ナムコアイランド」というセーブ&ロードや、各タイトルの説明が表示される。アレンジ版にはオープニングムービーが加えられており、これもホーム画面で見る事ができる。





【総評】
 本作収録作品の中は、比較的新しい『パックアタック』を除けば、大幅にアレンジされている。『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』は、ファミコン版の様に初期設定はなく、画面構成からサウンドまで『ワルキューレの伝説』に準じている。ファミコン版では全方位スクロールだったが、アレンジ版では画面切り替え式になっており、すぐに敵キャラクターに追い詰められてしまったりして難易度は高いが、ゲーム開始前に冨士宏氏のイラストのムービーがあるので、個人的には嬉しい。



 『キングオブキングス』は、ロード画面のロゴも入り、これだけで1本のゲームとして発売してもいいくらいアレンジに気合いが入っているが、ファミコン版の開発元であるアトラスとの権利関係からか、サウンドはオリジナルのものになっている。欲を言えばファミコン版のN160音源を意識したサラウンドの効いた響くものにして欲しかった。


 『ナムコクラシックII』もこれまた1本のゴルフゲームとして発売されてもおかしくないくらいのアレンジだ。ファミコン版では質問に答える事でキャラクターが設定されるが(僕がやるとおっさんになる)、アレンジ版ではアニメ調の男女6人のキャラクターから任意に選択できる。また、キャディーも4人おり、こちらは立ち絵とメッセージウインドウが表示され、更にフルボイスではないが喋る。全27ホール。



 前作の時も書いたが、本作の制作コンセプトは、当ブログのコンセプトと一致しており、見た目は古くても、まだまだゲーム性じゃ今出ているゲームにも負けない作品が山の様にあるのだ。特に今作はアレンジ版の『キングオブキングス』と『ナムコクラシックII』はファミコン版の超正当進化系として、今でも熱中して遊べる完成度だ。中古市場での価格は定価からあまり下がっていないが、機会があればやりなはれ。





Books
『ナムコアンソロジー2 攻略マニアックス』












【発売】ティーツー出版
【発売日】1998年11月30日
【定価】1,400円


 『マニアックス』というタイトル通り、オリジナル版とアレンジ版のデータ類、マップ類、裏技を全て網羅しており、実用的な内容になっている。『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』はムービーの全グラフィックや一部ボツ案などが掲載されているのが嬉しい。最後の2ページは本作までに発売されたナムコのコンシューマゲーム機用ソフトの一覧まで付いていて、必携だと言えよー。


Produced by NAMCO LTD. (C)1998 NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED

2026/04/19

悪魔城ドラキュラ

 





【発売】コナミ
【開発】コナミ(開発2課)
【発売日】1991年10月30日
【定価】8,800円
【媒体】スーパーファミコン用カートリッジ
【容量】8M
【ジャンル】アクション




ハードの新機能を巧く使ったシリーズ初期の名作ホラー


【ストーリー】
 「魔王は百年に一度、この世の力が弱まる頃、邪悪な心を持つ人間の祈りによって復活する。そして、その復活の度に彼の魔力は強くなる…」

 過去に幾度となく、魔王はあらゆる形でこの世に復活した。しかし、魔王の全世界を暗黒の雲で覆い、闇の世に君臨しようとする野望は、英雄「ベルモンド」一族によって打ち砕かれたのであった。魔王がベルモンドとの死闘に敗れ、人間界から追放されて百年が経とうとしていた頃、トランシルバニアでは干害が続き、かつての繁栄には陰りが訪れていた…。そんなある日、邪悪な雷雲が町を覆い、一筋の稲妻が沈黙の町を貫いた。その瞬間、暗黒の魔力を持つ過去最強の魔王が、この世に強力な魔物軍団と共に舞い戻ったのである。

 この危機を救おうと、ベルモンド一族の血を受け継ぐ青年「シモン」は、人間界の解放を誓った。圧倒的な勢力に不安を抱きながらも、先祖伝来の不思議な力を秘めた鞭を手に、悪魔城へと乗り込んで行ったのである…。


【概要】
 86年にコナミ(現コナミデジタルエンタテインメント)からファミコン用ディスクカードで発売された『悪魔城ドラキュラ』シリーズの8作目であり、スーパーファミコンでの第1作目。多くのシリーズではゴシックホラーの雰囲気だが、本作は特に「ホラー」の部分を強調している。また、スーパーファミコンの新機能「回転、拡大、縮小」機能をゲーム内に上手く取り入れている。サブタイトルは付いていないが、本作はファミコン版のリメイクではなく、完全新規作作である。


【ゲームシステム】
 サイドビュー形式のアクションゲーム。主人公「シモン・ベルモンド」を操り、「ドラキュラ」を倒すため、悪魔城までの道のり、そして、場内を進んで行く。武器の「鞭」は2段階にパワーアップするが、本作の特徴として、鞭を「垂らす」事ができ、これによって簡易攻撃&防御ができる。他にサブウェポンとして、「十字架(クロス)」、「斧」、「聖水」があり、各所にあるロウソクを消すと出現する「ハート」を集めると、使える回数が増える。また、「しゃがんだまま歩ける」という特徴も本作ならでは。全11ステージだが、1ステージは数エリアに分かれており、道のりは長い。パスワード制。


【総評】
 「『ドラキュラ』シリーズにハズレなし」と思っているので、本作も現在の目で見ても充分に通用するグラフィックにゲーム性だと思う。前述したスーパーファミコンの新機能を他のメーカーがまだ使いこなせず、せいぜいが自社のロゴを拡大や回転させる程度だった頃、本作はハード発売から相当早い時期にその機能を作風に巧くマッチさせダイナミックに、ステージのギミックとして使用している。これはさすが黄金期のコナミと言えよう。


 シリーズの冗談として、嫌らしい場所で急降下からユラユラとシモンに突き進んで来るザコの「コウモリ」がおり、「最強の敵はコウモリ」と言うプレイヤーも少なくないが、本作の場合は鞭を垂らして簡易攻撃&防御でダメージを受ける前に倒せるため、本作ではこの冗談は通じない…っつっても、やられる時はやられるんだけどね。

 更に鞭の使い方は、それまで正面にしか打てなかったのが、本作では8方向に打てる様になった。また、『海腹川背・旬』(エクシング・エンタテイメント)の様に、ステージによってはラバーリングアクションのエリアがあるため、鞭を上手くリングに引っかけて進んで行く。この様にスーパーファミコン初期に発売されたにも関わらず、アクションゲームとしては一流の傑作に仕上げっている。





 『ドラキュラ』シリーズは秀逸なサウンドの数々も魅力だ。今作ではファミコン版や『悪魔城伝説』に比べて、静かで落ち着いた曲が多く、美しい。本作の新曲ではステージ1で流れる「シモン・ベルモンドのテーマ」がドラキュラ戦での演出と相まって、現在も後述の3曲と合わせて後のシリーズでも使用されている。終盤ステージに流れるファミコン版の「Vampire Killer」、『ドラキュラII 呪いの封印』の「Bloody Tears(血の涙)」、『悪魔城伝説』の「Beginning」という「ドラキュラ三大名曲」のメインテーマのアレンジが流れる。やっぱ、前作の曲が流れると燃えるよね!

 現在でもダウンロード販売やオムニバスソフトなどでプレーできる。また、実機でも中古市場では1,000円前後だ。面白いゾ!



(C)KONAMI 1991