【発売】マーバ
【開発】アドバンス・コミュニケーション
【発売日】1992年10月23日
【定価】7,800円
【媒体】メガドライブ用バックアップカートリッジ
【容量】4M
【容量】4M
【ジャンル】アドベンチャー
「商品」以前、独りよがりの決定的駄作
【ストーリー】
今日も今日とて、忙しいのか暇なのか?とりあえず善良な市民のために日夜活躍し続ける警視庁自慢のレイバー部隊である特殊車両二課、「特車二課」こそは、キミが憧れ続けていた部隊。数々の厳しい訓練を乗り越え、今まさにキミが夢にまで見たあの「98式AV イングラム」に出会えるのだ!もちろん、すぐにイングラムを動かせるという訳ではないのだが…。ところが、突然クーデターが発生!あっと言う間に特車二課のメンバー達は囚われの身に…。だが、今日配属されたばかりのキミはまだ顔が知られていない。なんとか敵の監視の目をかいくぐり、情報を集め、最後はレイバーをキミ自身が稼働し、このクーデターを失敗に終わらせてほしい。成功を祈る。
【総評】
度々書いていますが、当ブログは定番のクソゲーとして笑い者にするレビューサイトとは目的を異にしているため、できる限り当時の世相や状況を思い出しながら評価しているつもりです。作られた時代を考慮せず、ネット上での評判を元にして安易に「クソゲー」とは評さないスタンスですが、本作はそれ以前に「商品」として成り立っていない。
今日も今日とて、忙しいのか暇なのか?とりあえず善良な市民のために日夜活躍し続ける警視庁自慢のレイバー部隊である特殊車両二課、「特車二課」こそは、キミが憧れ続けていた部隊。数々の厳しい訓練を乗り越え、今まさにキミが夢にまで見たあの「98式AV イングラム」に出会えるのだ!もちろん、すぐにイングラムを動かせるという訳ではないのだが…。ところが、突然クーデターが発生!あっと言う間に特車二課のメンバー達は囚われの身に…。だが、今日配属されたばかりのキミはまだ顔が知られていない。なんとか敵の監視の目をかいくぐり、情報を集め、最後はレイバーをキミ自身が稼働し、このクーデターを失敗に終わらせてほしい。成功を祈る。
【概要】
ゆうきまさみ、出渕裕、高田明美、伊藤和典、押井守の5人からなる「ヘッドギア」原作による『機動警察パトレイバー』は、88年に発売されたオリジナルビデオアニメからスタートし、コミックス、劇場用アニメ、テレビアニメ、小説、実写映画、短編アニメとあらゆるメディアで展開された近未来ポリスアクションストーリーで、メディアミックス作品の先駆けとなった。26年には新作アニメ『機動警察パトレイバーEZY』の公開が予定されている。
『パトレイバー』は主に3つのパラレルワールドがあり、メディアによってコメディやサスペンス、企業犯罪など様々なテーマを扱っているが、90年代末、「レイバー」と呼ばれる産業用ロボットによる犯罪に対抗するため、警視庁警備部内に新設された「特車二課・パトロールレイバー中隊」の隊員達による群像劇が根幹を成す。本作は押井氏が監督を行った。
【ゲームシステム】
コマンド選択式のアドベンチャーゲームだが、移動手段や戦闘シーンはロールプレイングゲーム形式。特車二課に配属された日に起こったクーデーターを止めるため、二課棟に軟禁されている第2小隊のメンバーから情報を収拾しつつ、最終的にはイングラムでクーデータ-を鎮圧するのが目的。同じく新配属された「島いづみ」巡査がゲームオリジナルキャラクターとして登場するが、「香貫花クランシー」は未登場。セーブは隊長室で第2小隊隊長「後藤喜一」と話して行う。
【総評】
度々書いていますが、当ブログは定番のクソゲーとして笑い者にするレビューサイトとは目的を異にしているため、できる限り当時の世相や状況を思い出しながら評価しているつもりです。作られた時代を考慮せず、ネット上での評判を元にして安易に「クソゲー」とは評さないスタンスですが、本作はそれ以前に「商品」として成り立っていない。
まず、ネームレジスト画面ではカタカナが使えない。劇中で1度しか使われていないヘリポートを含め膨大な広さの特車二課の敷地を、鉄下駄を履いた様な遅さで歩き回らなければならない。グラフィックもパースが狂って抽象画の様になっていたり、そもそものキャラクターが似ていない。また、「泉野明(いずみのあ)」の名前が「いづみ」と誤表記。ギャグや敵キャラクターのグラフィックも石器時代のセンスだ。そんな不具合が多々見られる中、2つの大きな問題として、まず、フラグとフラグ立ちのタイミングがズレており、話の前後の辻褄が合わない。一度倒した中ボスも同じ部屋に行くとまた復活している。これによってストーリーが破綻している。
もうひとつは、ロールプレイングゲーム形式で戦闘が行われるが、3,4歩歩くと現れるデバックも何もしていない鬼の様なエンカウント率。敵を倒しても「経験値」という概念がないため、単なる足止め、かさまし、時間稼ぎにしかなっていない。本作のクリア時間は5時間程度だが、そのうち4時間はこの不毛な戦闘に費やされていると言っても過言ではない。
上記に比べれば、ゲームオリジナルキャラクターの島いづみの行動も最後まで動機が描かれておらず、単なる「客引き」のために生まれたキャラクターなんて些細な事と思えてしまう。
本作はメガドライブ発売初期にバンダイ(現バンダイナムコエンターテインメント)が『パトレイバー(仮)』としてメガドライブ参入第1弾ソフトとして発表していたが、約3年発売が延期された。その後、バンダイはメガドライブのサードパーティーを取り止め、代わりに子会社のマーバが参入…などなど、本作発売には紆余曲折あったのかもしれないが、そのためにグラフィックも恐らく開発当時のままで発売されたため、他の同時期に発売されたソフトに比べると総合的に劣り、グラフィックもファミコン並みのままである。
そして、監督は押井氏だが、氏の独りよがりと、アドバンス・コミュニケーションの開発の雑さ...と言うか、デバックさえしていないと思われるクオリティの低さ。『パトレイバー』のファンなら怒りに震えるであろー。5時間ずっとストレスを与え続けるゲームだ。押井氏とアドバンス・コミュニケーションの組み合わせは90年にファミコンで発売された『サンサーラ・ナーガ』(ビクター音楽産業)などもあるが、これもゲームバランスが酷かった。
最後に。押井守よ、「ゲーム」を舐めるな!
(C)HEADGEAR・EMOTION・TFC・SHOGAKUKAN (C)MA-BA 1992








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