【発売】カプコン
【開発】カプコン(第1開発部)
【発売日】1989年12月4日
【媒体】アーケード
【容量】CPS-1
【容量】CPS-1
【ジャンル】アクション
昔のカプコンが好きだ!ベルトアクションも好きだ! その2
【ストーリー】
超犯罪都市・メトロシティ。ここには平和も秩序もない。あるのは暴力と死だけだ。市長マイク・ハガーは、メトロシティを正義ある街にするために、巨大な暴力集団・マッドギアに徹底的に攻撃を加えた。だが、彼を待っていたのは、最も卑劣な報復だった。1990年の事である…。
「ん、私だ。マイク・ハガーだ」
「へっへっへ、市長さんよ、初めてお目にかかるなぁ。おっと、きっと後悔するぜ。何せ娘の命が係ってるからなぁ」
「何っ?ジェシカに何をした!貴様は誰だ!」
「まあ、焦るな。そこにあるテレビを点けると分かるかもよぉ」
「きっさまーっ!」
「あんた達はやり過ぎた。街は今まで通り、俺達マッドギアの好きにさせてもらうぜ!これ以上警察を介入させるなら、ジェシカの命はないと思いな!」
「何っ!ジェシカがさらわれただと!なんと卑怯なマッドギアめ。俺がぶっ潰してやるぜ!」
「ジェシカ?」
「ああ、幼馴染だ」
「なんと卑怯極まりない!拙者も助太刀致す!」
【概要】
89年にカプコンから発売されたベルトスクロール型アクションゲーム。当初は87年にアメリカで発売された『ストリートファイター』の続編に、カプコンU.S.A.社が『ストリートファイター'89』として開発を依頼したが、開発中の画面を見た社内外から批判が続出。改めて『ダブルドラゴン』(テクノスジャパン)や『脱獄』(SNK)などを参考に仕切り直され、開発が再開した。『ストリートファイター』の正式な続編は、本作の開発陣を中心として別途『ストリートファイターII』として開発された。余談だが、『ストリートファイター』シリーズなどと同様に本作の著作権はカプコンU.S.A.社が所有している。
本項では『カプコンベルトアクションコレクション』の収録作品として、収録されたオリジナル版(アーケード版)について記述する。
【ゲームシステム】
「ベルトアクションスクロール」とは、疑似的に「奥行き」が表現された横長ベルト状のフィールドを右方向に進んで行き、登場する敵を全滅させるとスクロールが進行するサイドビュー形式のアクションゲーム。国内では本作にも収録されている『ファイナルファイト』がこのジャンルを確立させた。他にも『熱血硬派くにおくん』シリーズ(テクノスジャパン)や『ベア・ナックル』シリーズ(セガ・エンタープライゼス)などが人気を博し、アーケードでもコンシューマでも一時代を築いた。2人同時プレイ可。全6ラウンド。
【総評】
プレイヤーキャラは、主人公のオレはフツーでは生きてはいけない男「コーディ」、ジェシカの父親でメトロシティ市長の「マイク・ハガー」、コーディの友達で友情から協力をする「ガイ」の3人から選択が可能。それぞれに戦闘スタイルは違うが、レバーとボタンをガチャガチャしてればなんとかなる。アーケード版ではお金がかかるが、コンシューマ機では速攻コンティニューすれば、非常に調整されたゲームバランスと相まってストレス発散で気持ちがいい。
画面は横に繋がっているが、ポイントごとに止まり、画面上の敵を全滅させなければならない。指印で「先へ行け」」と進行を促すが、無視して画面上の敵を全滅させないと次のポイントの敵まで合流してしまうので、後始末はきちんとしよう!また、敵の攻撃が同じく敵にヒットした場合は同士討ちになる。さすが暴力の街、本当の味方なんていないのさ!プレイヤーがやられ、次の1機が登場すると、自動的に画面上の全ての敵が一発攻撃を受け、ライフゲージの少ない敵はこれで倒せる。こちらのライフはドラム缶や木樽を壊すと出てくる、洗ってない果物や一応お皿に乗ってる肉の他、人間の尊厳と引き換えにラウンド3のボスが噛んで吐いたガムを食べても体力は回復する。そんなもん食うなら死んだ方がマシである。
ステージの合間には2回ボーナスステージがある。1つはジャパンバッシングの名残からか日本車をボコボコにするというもの。ここで「パーフェクト」を出すと、後から車の持ち主が現れて泣いてしまう。また、女性の敵キャラクター「ポイズン」と「ロキシー」は見た目は女性だが、アメリカでクレームが入ったのを機に「ニューハーフ」という設定にされた。下乳見えてるけど。
しかし、誘拐された「ジェシカ」、テレビでの人質映像を見ると既に一発ヤられてるよなー。かわいそうだなー。日本国内のアーケード版は白い下着姿だが、アメリカ版や日本国内のコンシューマ版ではカットされ、「キャー!」という悲鳴だけか、姿が映っても下着ではなく赤いドレスに変更されている。とにかく、ゲームバランスもよくキャラクターも大きく描かれ、サウンドには、数々の賞を受賞している下村陽子氏(現フリーランス)をはじめとする同社のサウンドチーム「アルフ・ライラ・ワ・ライラ(後に「アルフ・ライラ」に改名)が担当しており、ゲームの性質上埋もれがちだが名曲が多い。万人にオススメのゲームである。
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