【発売】ナムコ
【開発】トーセ
【発売日】1991年6月28日
【定価】7,000円
【媒体】メガドライブ用カートリッジ
【容量】8M
【容量】8M
【ジャンル】アクション
高難易度理不尽即死の連続、地獄の遊園地
【ストーリー】
光と平和の国コニーランドの真ん中に、マーベルランドという大きな遊園地がありました。マーベルランドは妖精族が守っていましたが、それを面白く思わない者もおりました。地底族の王モウルです。ーマーベルランドを支配する者は、コニーランドをも支配するーこんな言い伝えが昔からありましたから、地底だけでなく地上も自分のモノにしたいモウルには、我慢ならなかったのです。モウルは他の種族をそそのかし、遂にマーベルランドを占領してしまいました。しかも、ルクシー姫をはじめ4人の守護精を、マーベルランドの至宝トライデントスターと共に、闇の水晶球へ閉じ込めてしまったのです。
「ルクシー姫とマーベルランドが危ない!」
ドラゴン族の王子パコは、マーベルランドへ向け出発したのでした。
【総評】
【概要】
オリジナル版は90年にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)がアーケードで発売したアクションゲーム。アーケード版は高難易度だったため、メガドライブへの移植に際しては、難易度設定や残機の増える条件がやや緩和され、難易度の下がる措置が施されているが、実際にはほとんど下がっていない。「マーベルランド」は同じナムコの『ワルキューレの伝説』でも舞台となっているが、両者に設定の繋がりは特にない。
【ゲームシステム】
サイドビュー形式のアクションゲーム。「ワールド1 花の国」、「ワールド2 森と水の国」、「ワールド3 お菓子と夢の国」、「ワールド4 マーベル城」の全4ワールドからなり、各ワールドは6~7のラウンドで構成されている。全17ラウンド。各ワールドの終わりには中ボスがおり、相手によって様々なルールや操作法で対処する事になる。主人公の「パコ」はドラゴン族の少年で、ザコ敵はジャンプして上から踏み付けるか、アイテムの「分身」を取ると攻撃できる。他に坂道での勢いをつけたジャンプや匍匐前進、アイテム「ウィング」で空を飛ぶ事もできる。
【総評】
明るいサウンドにファンタジックなグラフィックとは裏腹にかなりの高難易度だ。前述の様にメガドライブ版には若干の難易度調整が行われている。難易度設定が3段階できる様になり、「HARD」と「NORMAL」に加え「DIGEST」(他のゲームの「EASY」にあたる)が追加されている。また、パスワードによるエリアセレクトも可能。残機も8機まで増やす事ができる。ただし、「NOMAL」と「DIGEST」では全てのステージをセレクトする事はできず、全ステージをクリアするなら「HARD」モードでしかない。他にも移植によって様々な変更点があるものの、やはり高い難易度である事には変わりはない。
操作は十字キーとBボタンだけと至ってシンプルだが、「遊園地」という華やかな場所を描き込んだグラフィックが原色に近く、おじさんは目がチカチカするぞ。それに重なって敵キャラクターが現れ、背景と溶け込む。敵はジャンプして踏み付ける事で倒せるが、この「当たり判定」が結構シビアなため、ズレて触ってしまうと即死である。逆に踏み付けると即死してしまう敵キャラクターもワールド1から登場する。また、パコは歩いたりジャンプ後に若干「滑る」ため、狙った所にビシっと着地できず、それで水中に落ちたりすれば即死。いわゆる「初見殺し」も多く、思わぬところで即死と、即死のオンパレード、地獄の遊園地である。悪魔将軍にでも造られた遊園地じゃないか?
中ボス戦はワールド1では「ポカスカじゃんけん」。3本勝負の2本先取だが、引き分けの場合は相手の勝ちになる理不尽さで即死。ワールド2ではジェットコースターに乗れるが、これが2種類あり、途中で乗り換えるため、同じエリアを2周しなくてはならず、その間に即死するであろー。もちろん、乗り換えに失敗すれば落下して即死だ。中ボス戦は連打勝負の「綱引き」。ワールド3は「お菓子の国」というだけあってオブジェクトのほとんどがお菓子になっているが、「わーいエクレアの雲が浮いてるぞー水中には100%濃縮オレンジジュースだー」などと空を見上げながらオレンジジュースに飛び込めば通常の水と同じく即死である。
その後は難しくて僕の腕では無理ゲーでした(←そーゆー事もままある)。ラストボスの「モウル」との対戦は2回戦だったり、更にモウルを倒した後は崩れるモウル城を脱出したりするらしいが、いずれにせよ今後も即死は続くであろー。僕の様にナムコのゲームが好きでも、ちょーっとバランス調整を雑にやってやしませんかと思いたくなる。ギミックなどは楽しさが見出せるため、せめてライフ制にしていればもっとゲームを楽しめたかもしれない。
アーケード版はWiiやニンテンドーSwitchなどに移植されているが、このメガドライブ版はどのコンシューマ機にも移植されていないにも関わらず、中古市場では1,500円前後と比較的入手しやすい。しかし、死にまくりんぐである。まいっちんぐー。
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