2026/05/26

バーチャファイターリミックス

  




【発売】セガ・エンタープライゼス
【開発】セガ・エンタープライゼス(第1AM研究開発部)、ワウエンターテイメント
【発売日】1995年7月14日(セガサターン百万台キャンペーンボックス同梱版:1995年6月16日)
【定価】3,400円
【媒体】セガサターン用CD-ROM
【ジャンル】アクション
【周辺機器】バーチャスティック、バーチャスティックプロ、セガサターンモデム対応
【受賞】1998年:アメリカ国立スミソニアン博物館アワード賞
【レーティング】全年齢




テクスチャーマッピングを施したリメイク版



【ストーリー】
 昭和の時代。軍は清朝最後の皇帝を利用すべく接近を図ったが、八極拳を使う彼の親衛隊の前に敗れ去った。軍は最強の歩兵部隊を造り出すため、この八極拳の極意を基に、究極の武術を完成したと伝えられる。それからおよそ半世紀の月日が流れた今、八極拳を使う1人の若者が、自分の腕を試すべく武者修行の旅に出た、彼の名は「結城昌」。これより、世紀末格闘伝説が始まる。

 「世界格闘トーナメント」。それは、世界中から集まったあらゆる格闘家が、己の肉体だけで死闘を繰り広げ、世界一の格闘王を決める究極の武闘大会である。この大会を彩る戦士達の顔ぶれは、そうそうたるものだ。八極拳を扱う結城昌、ジークンドーの担い手である「ジャッキー」と「サラ」のブライアント兄妹、虎燕拳(こえんけん)の「ラウ・チェン」、燕青拳(えんせいけん)の「パイ・チェン」親子。更に、パンクラチオンの使い手である「ジェフリー・ホークフィールド」、葉隠流柔術の「影丸」ら8人。そして、最後に待ち受けるのは…。


【概要】
 94年にセガ・エンタープライゼス(現セガ)がセガサターンで発売した世界初の3D対戦型格闘アクションゲーム『バーチャファイター』のリメイク版。キャラクターグラフィックはポリゴン初期の荒い造形に、ドット絵で描いた「テクスチャーマッピング」を貼り、キャラクターグラフィックの向上の他、ポリゴン欠けなど細部の修正が行われている。また、セガサターンモデムに対応し、日本中のプレイヤーと対戦できる様になった。オリジナル版は第2AM研究開発部が開発したが、本作リメイクは第1AM研究開発部とワウメンターテイメントが行った。「セガサターン百万台キャンペーンボックス」として、それまで定価49,800円だったハード本体の34,800円の値下げと共に同梱され、その後、3,400円という低価格で単独発売された。


【ゲームシステム】
 サイドビュー形式の対戦型格闘アクションゲーム。プレイヤーは使用するキャラクターを選択し、各種技を駆使して順に登場する対戦相手を倒せば、勝利。2本先取の3ラウンド制。各ラウンドには時間制限があり、タイムオーバーになると強制的にラウンド終了となる他、リングから落ちるとリングアウトとなる。アーケード版同様の1人プレイ専用「ARCADE」、2人対戦の「V.S」、各種設定の「OPTION」の3モード。1人プレイで対戦相手8人全員を倒すとボーナスラウンドが追加され、試合後は「RANKING MODE」で「段位」が認定される。要は『バーチャファイター』と同じだ。



【総評】
 つーわけで、キャラクターグラフィックと細部が向上されたリメイク版なので、通信対戦以外は特に書く事がねーっす(←おーい)。



 前作発売の後、モデムが新たに出たため、「XBAND」が開始された。これは、94年にアメリカのカタパルト社によって、スーパー・ニンテンドー・エンターテイメント・システム(北米版スーパーファミコン)、セガジェネシス(北米版メガドライブ)のみの対応だったが、これがコンシューマ機初のオンライン対戦となる。その後、ニフティサービスを運営していた日商岩井(現双日)とカタパルト社がスーパー・ニンテンドー・エンターテイメント・システムとセガサターンに対応。カタパルト社が撤退した後はセガ・エンタープライゼスが単独で99年7月まで運営していた。


 キャラクターデザインは、『探偵神宮寺三郎』シリーズ(データイースト)でもお馴染みの寺田克也氏が担当している。ただ、今見ると前作のシンプルなカクカクポリゴンもそれはそれでひとつの「様式美」みたいに思えてくるのは、やはり年月が過ぎたからだろうか。中古市場では前述の同梱パック分も含め前作同様約100万本発売されているため、100円くらいで買えちゃうのだった。


(C)SEGA ENTERPRISES 1993,1995

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