【発売】ナムコ
【開発】ナムコ
【発売日】1982年3月
【媒体】アーケード
【容量】456Kbit(システム基板:Namco Galaga)
【ジャンル】アクション
【容量】456Kbit(システム基板:Namco Galaga)
【ジャンル】アクション
「神」が作ったナムコらしさの結晶
【概要】
82年にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)から発売されたアクションゲーム。地中で敵にモリを撃ち込んでパンクさせるというユニークな発想、愛らしいデザインのキャラクター、軽快なBGMなど、ナムコらしい要素が詰まった良作として大ヒットした。主人公の「ディグダグ」が歩く度に鳴るキャッチーなBGMは「歩行音」で、作曲は後に『ゼビウス』や『パックランド』などのBGMを手がけた慶野由利子氏のデビュー作。
尚、99年に発売された『ミスタードリラー』が当初『ディグダグIII』として開発されていた事もあってか、本作は後に「『ミスタードリラー』の前記譚」という後付け設定が加わり、主人公も「ディグダグ」から「ホリ・タイゾウ」へと名前が変更されている。これは『ミスタードリラー』の主人公「ホリ・ススム」の父親という設定だそうだ。これに伴い、本作は同社の「UGSF」シリーズに統合された。UGSFの概要は『ギャラガ』の項を参照あれ。本項では『ナムコミュージアムVOL.3』収録作品として、収録されたオリジナル版(アーケード版)について記述する。
尚、99年に発売された『ミスタードリラー』が当初『ディグダグIII』として開発されていた事もあってか、本作は後に「『ミスタードリラー』の前記譚」という後付け設定が加わり、主人公も「ディグダグ」から「ホリ・タイゾウ」へと名前が変更されている。これは『ミスタードリラー』の主人公「ホリ・ススム」の父親という設定だそうだ。これに伴い、本作は同社の「UGSF」シリーズに統合された。UGSFの概要は『ギャラガ』の項を参照あれ。本項では『ナムコミュージアムVOL.3』収録作品として、収録されたオリジナル版(アーケード版)について記述する。
【ゲームシステム】

【総評】
まずは82年に発売されたという事に改めて驚き、その完成度の高さに唸る。85年にファミコン、04年にはゲームボーイアドバンスに移植された他、多くのプラットフォームで遊ぶ事ができるが、実質的な続編は85年発売の『ディグダグII』のみであるにも関わらず、現在でも高いネームバリューと根強いファンが多い事からも、本作がどれだけ練り込まれて作られたのかが分かる。
古くからのゲームファンは誰しも「ナムコらしさ」という事を一度や二度考えた事があると思うが、『パックマン』の開発者である岩谷徹氏(現東京工芸大学教授)は、「どこか人の温もりがある新しいチャレンジ」と答えており、納得するまで没頭できる物作りの環境があったからだとしている。同じ様に『ギャラガ』を開発した横山茂氏(現バンダイナムコスタジオ常務取締役)は、それに加えて「開発者に共通していたのは手を抜かない事」とも語っている。この『ディグダグ』もプレイしてみれば、そんなナムコらしさに溢れているのが分かるはずだ。ちなみに僕が最も好きなナムコキャラは本作のプーカァだ。かわいいよね!


ナムコ第一次黄金期のエッセンスが濃縮された本作。現在でも各ダウンロード販売をはじめ、オムニバスソフトにも必ずと言っていいほど収録されている。また、アーケード版よりも難易度がやや低く初心者には遊びやすいファミコン版も500円前後と比較的安価で入手しやすいため、未プレイの人はぜひ遊んでほしい1本だ。
(C)Produced by NAMCO LTD. (C)1982 1996 NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED
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