【発売】バンダイ
【開発】トーセ
【発売日】1985年11月8日
【定価】4,900円
【媒体】ファミコン用カートリッジ
【容量】350Kbit
【容量】350Kbit
【ジャンル】スポーツ
本作から僕のゲーム人生が始まった
【概要】
ゆでたまご原作の『キン肉マン』は、79~87年まで週刊少年ジャンプで、11年から現在までは週プレNEWS及び週刊プレイボーイにて連載中のマンガで、累計発行部数は8,500万部を突破。83年、91年、24年と三度アニメ化され、ゲーム化も本作を皮切りに各プラットフォームで多くされている。人間の能力を凌駕した「超人」達による「正義」、「悪魔」、「完璧」などの属性争いを如何なる場合でもレスリングで決着させるストーリーで、物語の根幹には「友情」がある。多くの超人は、読者からの募集で募ったものである。本作はバンダイ(現バンダイナムコエンターテインメント)のファミコン参入第1弾ソフト。
【ゲームシステム】
サイドビュー形式のプロレスゲーム。任意の超人を2人選択し、タッグチームで戦う。基本技はパンチやキック、ジャンプなどだが、相手に近付くと相手を飛ばして後方がロープだった場合は跳ね返って来てラリアット、相手の後ろに回ればバックドロップなど、少ないボタンで相手の状況によって自動的に技が出る工夫がなされている。

登場超人は、日本代表の主人公「キン肉マン」、アメリカはテキサスブロンコ「テリーマン」、中国四千年の歴史「ラーメンマン」、イギリスの貴公子で正義超人軍リーダー「ロビンマスク」、ソ連でロビンマスクに拾われ師弟関係になったロボット超人「ウォーズマン」、西ドイツの未完の大器「ブロッケンJr.」、七人の悪魔超人のリーダー「バッファローマン」、その七人の上位にあたる地獄の六騎士のリーダー「アシュラマン」の8人。尚、ブロッケンJr.のみ、「ナチスを連想させる」として、海外版では「ジェロニモ」に変更されている。
ルールはタッグマッチによる3本勝負で、先に2本先取した方が勝ち。パワーは5段階で表示されているが、残り2になるとジャンプができなくなり、1になると歩くスピードも極端に落ちる。試合中、セコンドの「ミート君」が投げやりに「命を玉」をランダムで放り投げて来るので、これを取れば各超人ごとの「必殺技」が繰り出せる。1面はノーマルリング、2面はリングが氷が出来ていて滑る氷上リング、3面はロープに電気が通っていて触れると2秒間痺れて動けない電気ロープリング。以降はループで全256面。2人対戦プレイ可。

【総評】
本作は第一次『キン肉マン』ブームと相まって、いきなり100万本を売り上げた。2頭身にディフォルメされた超人達、ABの2つのボタンでシンプルながら相手の状況を利用して技にレパートリーを増やしている技。少ない容量で非常に工夫されている。

必殺技に関しては、超人によって出し方に有利不利があり、キン肉マンの「キン肉バスター」やロビンマスクの「タワーブリッジ」、アシュラマンの「阿修羅バスター」は、相手の後方に回ってAボタンを押すという一手間かけなければならない。ラーメンマンの「空手殺法」は通常のキックの出し方と同じ、ウォーズマンの「スクリュードライバー」とバッファローマンの「ハリケーンミキサー」、テリーマンの「ブルドッキングヘッドロッグ」は、相手の軸線状でBボタンを押さなければ決まらない。そんな中、「ブロッケンJr.」の「毒ガス攻撃」は軸線など関係なく当たり判定が大きいため、連射すれば数秒で試合を終わらせてしまう威力を持つ。そのため、僕の半径200メートルどころかおそらく全国的に「ブロッケンJr.使用禁止令」がチビッコ達の間に発令されいたはずだ。
ここからは個人的な話なんすけどね、僕が最初のゲームとして両親にクリスマスプレゼントでもらったのが、この『キン肉マン マッスルタッグマッチ』なのでした。まだファミコン本体はサンタさんが寝ている間に持って来てくれる予定なので、その晩はカセットをじっくり眺めたり、説明書に描かれている各超人のドット絵を模写したりしてワクワクしながらファミコン本体到着を待ちわびたもんだ。かわいいでしょ?あれから40年以上経ってもまだ『キン肉マン』が大好きだし、本作で遊んでいるとは、当時は夢にも思わなんだなー。
今でもね、単純だけど熱い対戦プレイができるってんで、友達とたまーに遊んだりする思い出の一品、ここから僕のゲーム人生が始まるのだった。完。←終わらすなよ。同世代の人間となら、今でも熱く対戦できる作品だ。
(C)ゆでたまご / 集英社・NTV・東映動画 (C)1985 BANDAI





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