【発売】ナムコ
【開発】ナムコ
【発売日】1983年1月29日(ロケテスト日:1982年)
【媒体】アーケード
【容量】730Kbit(システム基板:Namco Galaga)
【容量】730Kbit(システム基板:Namco Galaga)
【ジャンル】シューティング
人生を狂わせたゲーム
【ストーリー】

ガンプは自身の超能力で逆に人類を支配しようと、6つのレプリカと自身に従う人類を6つの惑星に送り出していた。残された人類は、抜け殻同然のオリジナルガンプを破壊するが、レプリカの攻撃により殲滅寸前に陥る。ガンプを構成する脳細胞の提供者ラスコ・クラトーの超能力によって滅亡こそ免れたものの、14,000年後に6つの惑星が地球を中心に交錯(ファードラウト)する時、地球上には真のガンプが再生され、全人類はガンプの奴隷となる事が判明する。ムー達の助力により戦闘機ソル・バルウを建造した人類は、ファードラウトを阻止すべく、南アメリカのゼビウス軍拠点へと出撃する。
【概要】
ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)第一次黄金期の83年にアーケードで発売された縦スクロールシューティングゲーム。それまでの黒一色の背景とは異なり、森林や海などの自然とメカニカルな敵キャラクターとの対比が美しいグラフィック、意思を感じる敵キャラクターの動き、対地対空の撃ち分け、隠しキャラクターの存在、壮大な裏ストーリーなど、全てにおいて斬新であり、『スペースインベーダー』(タイトー)に次ぐ大ヒットを記録。以降、不朽の名作として多くの機種に移植されており、中でも約127万本の大ヒットを記録したファミコン版は、ハードの売り上げにも大きく貢献。ファミコンブームの火付け役ともなった。
システムプログラムは『ディグダグ』などの深谷正一氏が手がけ、遠藤雅伸氏(現ゲームスタジオ代表取締役)が完成させた。メカニックデザインはナムコの誇る職人「Mr.ドットマン」こと小野浩氏によるドット絵を元に、『マッピー』の生みの親である遠山茂樹氏が描き起こした。音楽は慶野由利子氏が担当。この楽曲を気に入ったYMOの細野晴臣氏は84年に『ビデオ・ゲーム・ミュージック』(アルファレコード)をプロデュース。これは日本で初めてのゲームミュージックのサウンドトラック作品となる。
本項では『ナムコミュージアムVOL.2』収録作品として、収録されたオリジナル版(アーケード版)について記述するが、ハードとの互換性の問題により、プレイステーション2でプレイした場合はゲーム中のスピードが遅くなる処理落ちの不具合が生じるため、プレイステーションでのプレイを推奨する。プレイステーション2で『ゼビウス』を遊びたい方には、97年に発売されたプレイステーション用ソフト『ゼビウス3D/G+』に収録されたオリジナル版をオススメしたい。
【ゲームシステム】

【総評】
『ゼビウス』の優れた点はいくつもあるが、そのひとつはストーリー性だ。シューティングゲームにおけるストーリーなぞ安いサラダに付いてくるパセリみたいなもんだが(この例え好きだなぁ)、本作ではそれが必然性としてゲームに直接結び付いている。「いくら敵だからといってただ突っ込んで来るのはおかしい。敵はどんな奴で、何の目的があって戦うのか。あらゆる設定に何らかの説明ができる様に根拠を作っておく必要がある」という遠藤氏のインタビュー記事を読んだ時、小学生ながらに膝をポンと打ったものだ←ジジイみたい。一部には特攻を仕掛けて来る敵もいるが、これは「無人機」という設定なのだ。


【2021.10.17.追記】
本作のメカニックデザインを担当された小野浩氏が10月16日、自己免疫性肝炎のため死去されました。謹んで哀悼の意を表します。
Goods
【発売】ウェーブ
【発売日】2013年4月
【定価】3,520円
ウェーブから発売された、ソルバルウのプラスチックキット。接着剤不要のスナップフィットキットで、色分けもされている。アンドアジェネシスをイメージした台座も付属。サイズはノンスケール。買って結構経つんだけど、未だに積んだままなので、いつか完成したらまた写真追加します。
【定価】3,520円
Produced by NAMCO LTD. (C)1982 1995 NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED
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